Sous le ciel / PASTARiCO

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午後8時。
息子と布団に入る。

「夢の中でお散歩行くから、
 手をつないで寝ようね」


そう言って、あれよあれよという間に
眠りに落ちた息子の言葉に、ふっと涙がこぼれる。


今日は何かと息子にイライラしてしまっていたので。





朝6時(日の長い季節は5時を推奨)に起き、
夜8時までには眠りにつくよう、
保育園からのお話。


身体のリズムを整えて初めて、
心のリズムが整ってくる。
それがあって、豊かな遊びや生活を育む。


確かに・・
寝不足や生理中など、
身体がしんどいと、
気持ちの余裕はびっくりするくらいなくなる。
特に私の場合。

だから大好きだったケーキづくりも飲食業も
情けない話、私は根性だけでは続けられなかった。



まぁ、頭でわかっていても、
なかなか実践出来ない早寝早起き。
一旦、息子を寝かせてから起きて、PCに向かったり、作業したり。
続くとやはりしんどい。
夜勤の続く旦那も同じく。


そんなわけで、今日は必要以上に
イライラしてしまったわけだ。反省。



夕方、寝てしまって
行けなかったお散歩
今夜、夢の中で必ずいっしょに行こう。



そんな今日のご紹介は、





●Sous le ciel●


地元・藤井寺商店街にある
天然酵母・オーガニックの素材を使った
食事パンとデザートのお店
「Sous le ciel」

初級、中級、上級と、
クラスを設け、指導が丁寧に行き届くように配慮された
パン教室もとっても好評で、
生徒さんが増える一方だとか。。


今、何かと話題の塩麹や甘麹。
オープン当初から、米麹で酵母を起こし、
いろんなパンにアレンジしておられたSous le cielさん。
定番商品に加え、塩麹、甘麹をつかった新しいパンも
市にお持ちくださる予定。


また、アレルギーの方にもおいしく召し上がっていただけるパンを、と
卵、乳製品をつかわないパンをはじめ、
卵のみつかわないパンなら、
たくさんの種類をお持ちいただけそうで、
うれしいですね。


少し前から野菜の勉強もしておられる店主、粟飯原さん。


「美味しく身体に良いパンをコンセプトに商品作りを考えています。
今、勉強している野菜の成分や効能をうまく使って、
いろんな病気の人達にも
召し上がっていただける料理やパンやデザートを開発中です。

 自分にしか出来ない、自分なりの恩返しをお客様にできればと思っています。」




ひとりでフル回転の製造、
13日間休みなし。
そのうち徹夜2回あり。ってことも。(ひゃー)


そんな中でも

「私生活はドラム♪写真♪芸術鑑賞♪に日々楽しみ~~
 1日24時間では足りません(笑)」


と大らかに笑う、
ほんと、いつでも全力、パワー前回の粟飯原さん。
そんな粟飯原さんの
その大っきなパワーをもらえるパンたちが
たくさん並びますよー。



Sous le ciel → 






●PASTARiCO●



食器などの日常のうつわをつくっておられる
「PASTARiCO」さん。

陶芸教室に勤務しながら、
ご自宅の(マンションと聞いてビックリ!)ベランダに
小さな小さな窯を置き、作陶活動を始めたのは、
去年のことだそう。


香川県でうどんと共に育ち(本人談)
家族とともに羽曳野に移り住んで12年。

「「住み慣れた地元」と勝手ながら思わせていただいています。
 その地元の方々とさらに仲良くなれたり、貢献ができればと考えています。

 主に食器などの日用雑貨を制作しています。
 毎日、楽しいことや辛いことといろいろある中で
「お気に入り」がそばにあることで、
 なんだか優しくれたり、元気がでたりしてもらえたら良いなと考えています。

 ささやかだけれども、
 生活が楽しくなるものづくりを大切にしています。」


吸水性の少ない磁器土を多く使うことで、
汚れがつきにくく、丈夫。
一晩、水につけっぱなしー、でも大丈夫な、
毎日、そして永く使ってもらえるようなうつわたち。


きなりシリーズと名付けた、装飾がなくシンプルなものや、
色の模様のある軽やかなものまで。


先日アトリエを訪れてくださった、
とてもかわいらしく、柔らかい雰囲気を持つPASTARiCOさんの
手づくりの市がイベント2回目という、
これからがとっても楽しみなうつわたちが、
手づくりの市に初お目見えとなります。





PASTARiCO → 

岡田染工場とはないっちゃんの庭 / にがうり舎

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昨日は旦那と2人(息子は保育園)
タケノコのおにぎりを持って、古室山でお昼ごはん。
今日は息子と2人(旦那は自由報道協会の上杉隆さんの講演会へ)
これまたタケノコのおにぎりを持って(963クッキーのおやつ付き)
古室山でお昼ごはん。



久々に訪れた古室山は、
てっぺんまで登ると、たんぽぽの絨毯が広がっていて、
まるで天国のような。。

ゆらゆらと葉っぱの影とひかりが戯れるのを
飽きるまで眺める時が、
今いちばん幸せだと感じる時。


オーダーいただいた服の
寸法が間違っていることに気づき、限りなく落ち込んでいても、
いろんな小さな出来事があって、
そのたびに複雑な気持ちになって、
そういう気持ちにまだまだ馴れずにいても、
幸せはこうやって手のひらの中にあるんだなぁ。と、
何があっても大丈夫な気がした、
何でもない1日。







そんな今日のご紹介は、





●岡田染工場とはないっちゃんの庭●




お祭りのはっぴやのぼり、のれんなど、
手彫りによって、版におこし、
型染めを行っているという柏原市にある
印染め専門の岡田染工場。


大阪芸術大学 美術学科卒業後、家業を継ぎ、
染物職人としての日々腕を磨く岡田元さん。


熟練の職人さんとともにつくる雑貨や
染めを手掛けた生地でつくる服のほか、
岡田元さんが、工場の仕事とは一線を引き、
独自の世界観を追求してつくり上げたてぬぐいなど、
岡田染工場の確かな技術や丁寧な仕事が
見て取れるような、そんな製品が並ぶ予定です。



そして、「はないっちゃん」として、
お手玉に手足が生えたような。。
ころんとした体型の、
少し不思議で愉快な仲間たちでもあるぬいぐるみを
制作しておられる岡田さんの奥さま、いちいみきさん。


通算200体以上制作したというぬいぐるみは、
ブログ「はないっちゃんの庭」にて
写真やマンガ形式で紹介されていて、
ゆくゆくは絵本のような、写真集のような
「本」をつくろうと計画されているとか。。


旦那さまのてぬぐいと共に、
京都ガケ書房や、大阪prideliなどでも
取り扱われているぬいぐるみは
一体一体、要素盛りだくさんで、
どの子も憎めない顔をしていて、

恐れずに言ってしまうならば・・
シンプルな作品ではないのだけど、
お2人の持つ個性がぎゅーっと詰まっていて、
その、私では絶対つくり出せない世界観を
また見てみたくって。。
手づくりの市の会場にぜひつくってほしくって。。


今回、2年ぶりにご出展くださることとなりました。



「普段の染物屋では味わえない
 染めから縫製まで一環した商品をつくり、
 お客さまと直接対話して販売出来るのは、
 手づくりの市だからこそ。

 私たちのつくったものを
 手に取ってくださる「お客さま」たちに、
 また会いたい。と思っています。」


岡田染工場 → 
はないっちゃんの庭 → 






●にがうり舎●


彫金を学び、
「細やかな遊び心のある、
 日々が少し楽しくなるアクセサリー」を
制作しておられる「にがうり舎」

神戸・栄町に工房兼ショップを構え、
彫金教室も行っておられます。



見ていて飽きない植物を
金属で表現したアクセサリーや、
糸鋸で切り出して形づくる街並みリングや動物リング。
ちょこんとちっちゃなひとが乗っかっている
ピアスなど。。

「つけると少々、邪魔な物があります。

装身具、ちょと不便なのも楽しみと考えています。」


というものもあれば、
日々の生活を共にする、シンプルな仕立てのものもあり。


「昨年より、身につけていただく方に
 直接お会いしたいと思い、
 卸での販売を止め、細々と自分たちでの販売を中心とした
 販売活動をはじめました。

 ものをつくるひと、
 ものを選ぶひと、
 その空間、出会い、
 そして、選ばれたものが日々に馴染んでいく。

 そういうことに丁寧に向き合っている市だと感じ、
 参加させていただきたいと思いました。」



今回初めてのご出展となります。
細かな作業も全て手作業で行っておられる様子。
そんなお話も聞けたらきっと楽しいですね。




にがうり舎 → 

竹かご屋 / ぬうとあむ

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先日、旦那のおばあちゃんの竹林での
タケノコ掘りへお義母さんのお供をすることに。



毎年ゆがいたタケノコを
ちゃっかりいただいていた私であったが、
今年初チャレンジすることに。
もちろん、掘るのも初めて。


鬱蒼とした竹林の中に
あちらこちら、ひょっこり顔を出すタケノコたち。

竹林の端っこには、
旦那が生まれたときに記念に植えたという
杉の木が、32年の成長を経て、
まぁ、立派な木に。
こいのぼりを立てるために植えたものだったとか。


何ともスケールの大きな・・


ひたすらに掘り続け・・この日の収穫50本以上!
毎年200本近く、お義母さんひとりで掘り、
近所に配りまくっているという。。


掘りに掘ったはいいが・・重た過ぎてどうやって運んだら・・
の絶妙なタイミングで旦那の登場。
一見地味ではありますが、
ここぞというとき、実にいい仕事をする旦那であります。


タケノコにはお腹と背中があって、
お腹の方をポンと叩くとスッと採れるとか、
雨の日の前は遠くで走る電車の音が、
いつもより大きく響くとか、
そんなお義母さんの話をワクワクしながら聞いて、


成長の早い竹を、細く裂き、編んで
かごやざる、お箸や物差しまで。
多彩な生活道具をつくり出し、
タケノコを米ぬかでゆがいて食べるという
先人の知恵に思いを巡らせながら、


健全な循環があり、
季節があって、
そんな素敵なことをもっともっと知りたいな。。と
ひたすらに思う今日この頃。



特大のお鍋でゆがき上げたタケノコは、
タケノコご飯に、天ぷら、
佃煮にグラタン、サラダ・・
思う存分、堪能する予定(ふふふ)


そして、近々もう一回掘りにいく予定。
おいしい食べ方をご存知の方はぜひ教えてくださいー





そんなわけで今日のご紹介は、








●竹かご屋●



書き出しを読んで、
「今日は竹かご屋さんの紹介では!?」と
察知したひとは、なかなかの手づくりの市通ですよー。と
言いたいところだが、
タイトルにすでに書いてしまっていた・・



すーっと空に向かって伸びゆく竹を見ながら、
竹かご屋の辰巳さんのかごを編む手つきを
思いを馳せていた私。




先日、旦那のお父さんと同じ歳だと判明!
「あちらこちらをフラフラしているうちに
 歳を取ってしまいました」とはにかみながら、
「今は竹かごづくりを楽しんでいます」という辰巳さん。
(ふらふら。。という経歴を見て。。ちょっとビックリします)


木工などさまざまなものづくりを経て、
現在はバンブーアートとしての竹細工の制作と
日常の道具としての竹細工を手掛けておられます。

手づくりの市にはもう何度もご出展いただいていますが、
前回は初めての雨の中での手づくりの市。
雨の降る中、敷物とかごをテントの真ん中に集めて、
開店休業状態だったにも関わらず・・
そのかごの山から、ひとつひとつ掘り出して見てくださり、
そして連れて帰ってくださるお客さまがいらっしゃったそうです。



先日、ご出展されていた別の市では、
目の不自由なご年配の方が、
手のひらでかごを撫でて、指先で竹編みをなぞり、
その丁寧な仕事を心で感じられたかのように。。

竹かごを2つ、大事に連れて帰られたそう。


「職人冥利に尽きます」という辰巳さんの
丁寧に竹ひごをつくり、黙々と編み上げる様子を
ぜひ間近でご覧ください。



強度を兼ね備えながら、
編み目のそれはそれは美しいこと。


「ひとの手ってすごいなぁ」と
何度見ても、いつも思います。



辰巳康雄 → 



●ぬうとあむ●



「編む」つながりで・・
こちらは「ぬうとあむ」の西尾彩さん。

ガラス制作を学び、経た後に、
今の布を染め、裂いて編み、雑貨をつくる活動に辿り着いたんだそう。


古くからある素材のひとつでもあるべんがらを使って、
淡くやさしい色合いに染め上げた布たち。

べんがら染めと一口に言っても、
淡いピンクからカーキ。。
べんがら(酸化鉄)の酸化状態によって、
色が変化するっていうのだから、奥が深い。

細かいベンガラの粒子を、
繊維にからめていくような。。

そんな繊細な作業を経て、染め上げた布をつかって
仕立てたストールやバッグなど、
ひとつひとつ表情を持つ、味わい深い布ものを
お持ちくださる予定です。



「みなさんが大切になさっている市の空気感や気持ちに添えるような、
 また、自分自身も成長を感じられるものにしたい気持ちでいっぱいです。
 
 もちろん、お越しいただく方にも楽しい一日であってほしいです。」




ぬうとあむ → 





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DM希望のお手紙、たくさん頂戴しありがとうございました。
温かいお言葉だけでなく、ご丁寧に切手が添えられていたり。。
じーんと心に響く言葉がたくさんあって、
開催への力をいただくことが出来ました。

市の当日は、出展者のみなさまとのやりとりに必死で、
お客さまとなかなか交流が持てないことが多いのですが・・
こうした形でやり取りさせていただけて、有り難く思っております。


5月に入りましたら、順番にDMをお送りさせていただきますので、
ポストをのぞくささやかな楽しみにしていただけたら幸いです。