手網自家焙煎o-coffee / モノカラデザイン

Img_9463

Img_9555

ごはんをつくっていると、
時々、ビックリし過ぎるくらい
美しい色に出会う。

空とごはんの色は、
毎日見ていてもホント飽きない。

●手網自家焙煎o-coffee●

てあみじかばいせんおーこーひー

自家焙煎したコーヒー豆をつかった
スペシャリティーコーヒーと豆の販売を手掛ける
「o-coffee」の大形さん。
京都を拠点に、実店舗は持たず、
各地のイベントやオンラインショップにて、
コーヒー豆を届けておられます。

コーヒー豆を煎るのに使うのは、手網。
職人さんによる金網細工で有名な
京都・辻和金網の銀杏を煎るための道具を
改良し、豆の焙煎に使っているんだそう。

この方法だと、網を手で持つ感覚の変化や、
どの焙煎機よりも近くで観察出来るので、
生豆の変化によりきめ細やかに対応することが可能に。

扱うのは、ブラジルからやってくる
「キャラメラード」という豆のみ、現在1種類。

五感を総動員し、
じっくりと時間をかけて、火を入れることで、
柔らかくて優しい味に仕上げるという自慢のコーヒー豆。

今年の始めには、
タイへコーヒー農園を訪ねる、コーヒー旅に
出掛けられていたというo-cofeeさん。

コーヒーに対しての深い気持ちが、
自由で心地よい風みたいに、
ぴゅーぴゅー感じるのは、
いただいたメールの最後の言葉のせいかなー。

「楽しみにしててください。
 うちのコーヒーは美味しいですよぉー。」

手網自家焙煎o-coffee  → 

●モノカラデザイン●

一点一点手描きによる絵付けを施した
陶器をつくる「モノカラデザイン」さん。

陶芸を始められたのは15歳の頃(!)だそうで、
粉引に鉄絵、というスタイルで、
もう10年以上作陶を続けられているというから、
ビックリです。

表面に突起があると、絵が描けないため、
キメの細かい赤土をつかい、
濃いめの白化粧をかけることにより、
きれいな白とぽってりとした佇まいを持つ陶器をつくり、

そこへ、ハリネズミやパンダ、シロクマなどの動物の絵を
筆をつかって一本一本の線を描く。

と書くと、かわいらしいものが思い浮かぶかもしれませんが、
白いうつわに黒の線で描かれた動物は、
リアル過ぎず、イラストのようでもなく、
独特の佇まいを持っているもので、

どの工程も、出来上がりのイメージをしっかり捉えて、
そこへ向かって、確実に丁寧に仕上げていくような、

モノカラデザインにしか描けない絵だと
自負しています。

という言葉に強い説得力を感じるうつわたち。

Img_4841

Img_4839
photo by sawada takunobu

早く手に取って、感じてみたい。

茶工房 二の楽 / OZAKI / 暮らしの工房 ことり舎

●茶工房 二の楽●

茶品種「べにふうき」に出会い、感激。
サラリーマンを辞め、
栽培を一念発起されたという安岡さん。

農地を探して、どこまでも行くうちに、
辿り着いたのは愛媛県。
お住まいの大阪と茶畑を行き来しながら、
農薬や化学肥料などを一切使わず、
有機質の堆肥や肥料のみを用いて栽培しておられます。

大切に育てた茶葉を最大限生かすよう、
自分たちの目で見て、手を使い、
お客さまへ届けたい。と
紅茶と緑茶への加工、販売までも
一貫して行っている「茶工房 二の楽」さん。

「べにふうき」とは、
緑茶にすると、メチル化カテキンが多く含まれることから、
花粉症に有効だと言われる品種で、

花粉症が始まるこの季節、3月の市でこそ
たくさんの方に手に取っていただけたら。と。
出展を希望してくださいました。

昨年は、茶葉の生育がよく、例年を上回る収穫量で、
また、今年で「べにふうき」定植10周年を迎えられたことから、
感謝の気持ちも込めて、還元したいと
値段を通常より少し下げての販売。

一度、試していただきたい!「べにふうき緑茶」のほか、
深い味わいや香りはもちろん、
美しい深紅の色が楽しめる「べにふうき紅茶」も
お持ちくださいます。

茶工房 二の楽 → 

●OZAKI●

ヴィンテージボタンをつかって、
アクセサリーをつくるOZAKIさん。

いつも地味な服装になりがちな自分のために
女性らしく見えて、ワンポイントになる
アクセサリーを身につけたい!と
制作を始められたんだそう。

何だか身に付けるのに勇気がいる、
そんな高価でキレイな既製品ではなく、
素材の組み合わせ、色とイロで、
こっそり遊んだもの。

まん丸の柔らかな白の台紙に
名前とロゴを活版印刷したアクセサリー台紙は、
とてもシンプルで、
そこにちょこんと乗ったカラフルなアクセサリーたちを
ぐぐっと引き立てる。

ずらりと並んだ色とりどりのアクセサリー。
どれにしようかな。
めいっぱい悩んでください!

私たちの市へは初めてご出展してくださいます。

OZAKI   → 

●暮らしの工房 ことり舎●

京都から、
いつも目の前に緑があって、
いつも小鳥たちのうたが聴こえてくる、
という和歌山へ住まいを移し、
3人のお子さんを育てながら、
「暮らしの工房 ことり舎」として石けんをはじめ、
身の回りのものを紡ぐ毎日。

オイル、アルカリ、水を反応させた時に発生する
自然な熱でつくる石けんは、

ラベンダーとレモングラスで
爽やかな香りに仕上げた、飽きのこないシンプルな石けんや、
近隣で採れた柿渋やハチミツをつかった
柿渋石けんなど、

低温でゆっくり石けんになっていくまで、
1ヶ月〜2ヶ月、じっくり待ってから、
乾燥させてようやく完成する
天然の保湿成分であるグリセリンをたっぷり含んだ、
毎日つかうための石けん。

石けんを使わない日って、
そういえばないなー。

ご家族との大切な暮らしの中で育む
暮らしの中の大事な道具。

暮らしの工房 ことり舎  → 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Sign

DM希望の春のお便り、
ポストをのぞく、ワクワク。
たくさんありがとうございます。
明日28日までの消印有効ですよー

3/20の手づくりの市のこと → 

寺嶋綾子 /

Img_9489

Img_9486

少し前におつくりした黒のシャツ。
襟は小さめで、というリクエスト。

黒の生地で素敵だと思えるものが、
なかなか見つからなかったのだけど、
ようやく見つけた、
質感のよい、手染めのリネン生地と
綾織りの生地を2種類、
パーツごとに組み合わせて1枚のシャツに。

Img_9475

昔はシャツ1枚に1万円。なんて、
なんだかもったいない気がして、考えられなかったのだけど、
(それだったらワンピース買う、みたいな。)
つくるようになって、思い知る。

シャツって、パーツも工程も多くて、
つくるのたいへーん。

Img_9480

片方だけポケット。

倉敷意匠計画室の、
パキッと鮮やかなピンクの蚊帳ふきんを
ハンカチ代わりに持ち歩く。

差し色にちょっとのぞかせるのが、最近お気に入り。

●寺嶋綾子●

奈良で作陶している寺嶋綾子さん。
HPやブログがなく、
うちからバイクで行ける距離だったので、
どんなひとか気になり、ブーン。会いに行く。

外壁を青く塗った古い平屋の玄関先に
大きなひと?のようなオブジェが立っていて、
「ここだろうな・・」と思いながら、一瞬躊躇。

していると、中から、スラッと背の高い女性が
笑顔で迎えてくださった。
フッと緊張が解ける。

アーティストのご友人が海外に引っ越すにあたり、
住んでいた平屋と窯を引き継ぎ、
工房にしたんだそう。

寺嶋さんは、元々大学では建築を専攻。
だが、次第に手に負えない大きな規模のものでなく、
最初から最後まで、自分の手でつくれるものを。と
陶芸コースへ編入。

卒業後、誰かに師事する。ということはせず、
独自に制作活動を行って来られ、10年余り。

アート色の強いものや、形が少し変わったもの。
いろんなものをつくり、
模索を続けて来られた中で、
なかなか自分のつくるものに自信が持てずに
ここまで来た。とおっしゃる。

大きな転機となったのは、
きっとたくさんの方にとってもそうであったように、
東日本大震で、

それまで、どこか個性を加えようとしていたうつわが、
毎日のごはんにつかうシンプルなものへと
変化してきていることに気づく。

もっと深く「うつわをつくること」と向き合おうと、
それまで生計を支えていた仕事を辞め、
去年、ご自身初めてのイベントとなる「灯しびとの集い」に出展。
これからは、いろんなイベントを選びながら、参加し、
うつわを手渡していけたら、と教えてくれた。

毎日を暮らすことの大切さを思いながら、
うつわをつくっています。
同じように、自分らしく暮らす毎日を大切にしている人たちとの
新しい出会いを思いながら、
自分の感性に正直に、日々、ひとつひとつうつわをつくっています。

「長い間、自分がつくったものを
受け入れてもらえることが少なかったから、
思いを込めてつくるうつわを、
誰かの大切な普通の暮らしの中で、
つかってもらいたい、と思ってもらえること、
そして、永くつかってもらえることが、今何より幸せなんです。」

という言葉が、本当に喜びに満ちていて、
工房にぎっしり詰まっているうつわや、
釉薬の入ったたくさんの袋や道具を眺めながら、

まっすぐなひとだなー
このひとがつくるうつわをつかって、
毎日ごはんを食べられたら、しあわせだろうなー

と心から思った。

15
photo by terashima ayako

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

Sign

3/20の手づくりの市のこと →