工房探訪 /Rap!Rap!

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5月の市で、購入したアルミのピッチャー。
そのつくり手であるRap!Rap!こと山田憲栄さんの工房を訪れたのは、
今より少し暑さが和らいでいた、少し前のこと。



京都市右京区にある山田さんのご自宅兼工房。
途中、通って来た池がとってもきれいで静かな場所。


アルミや純銀、真鍮を
「鍛金」という金槌や木槌をつかって、叩いて延ばしたり、曲げたりしながら、
一枚板の金属から立体をつくり出す技法をつかって、ものづくりをされています。
(打ち出しのアルミ鍋も、この鍛金の技法)



伝統工芸の専門学校で、「鍛金」の技術を学ばれた山田さん。
「凄い技術でこだわりを持ってつくるものだから、
 分かるひとにだけ見てもらえたらいい。
 値段も高くて当たり前」
というのではなく、

「鍛金」という技法を知らないひとにも、
かっこいいと思ってもらえるものを。
そして、日常で使えるものを。


という思いから、
お玉やフライ返しなどの調理器具や、お皿やミルクピッチャー、指輪など、
生活の中で身近につかえるものをつくっておられます。








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見たことのない道具がいっぱい。
アイテムの数だけ、道具も必要となって、
またその道具も、自分でつくり出すことがほとんどだそう。


道具づくりから、ものづくりがはじまるのかー。





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お月さまのようなアルミのお皿。
おまんじゅうが似合う皿。




↓スッカラさん(韓国のスプーン)


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つくる行程をひとつずつ見せていただくにつれて、
どう考えても、手間や時間と値段がかけ離れているように思えるけど、
「手間よりも安い値段は、
 やはり何も知らないお客さまに買っていただくことが一番だから」
という山田さんの強い思いの表れ。


安ければいい。でもなく
安かろう、悪かろう。でもなく、
強いものづくりへの信念から、生み出される
生活の道具とその値段。



教わることがたくさん。



「アルミ」という素材
軽くて便利なんだろうけど、
こどもの食器にはどうなんだろう・・??
と、どこか抵抗があった私。


材料のことも、もちろんきちんと勉強されていて、
丁寧に説明してくださった。
それを聞いて、ほっと安心。





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あー、ほんと楽しかった!






というわけで、「Rap!Ra!」さんも、
9/18の手づくりの市、出展して下さいます。
(今回は、ご紹介ー特別編ーとなりました。)



好評のアルミ皿をさらに大きくした、パンも乗っけられるお皿。
錆びないし、水切れもよく、使い勝手もよし。

お茶目な顔をした金具や、
真鍮のスッカラもあります。



いろんなひとやものとの出会いが、
化学反応を引き起こし、
あれこれと思い浮かんだ新しいアイテムをつくられるとのこと。



楽しみですねー。


Rap!Rap! → 





今回は、金属を扱う出展者の方がいつもより多くおられます。
同じ素材をつかったものづくりだけど、
全然違う、作品の世界観があるように思えたのです。




つくるひとと、つくるもの。
両方をじっくり観察するのが、私はとっても好きなのです。





出展者のみなさまの一覧もupしました。
もうちょっとで市まであと1ヶ月。
出展者のみなさまのご紹介も少しずつさせていただきますー
どうぞお付き合いをー。





9/18手づくりの市の出展者一覧 →