五月の土壌

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あまりにひかりがきれいで、
毎日の夕方の散歩。
飽きずに毎日見とれてる。

そのひかりを受ける木々の、
1枚1枚の葉っぱたち。

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高村光太郎の詩の一節を思い出した。



「五月の土壌」という詩

五月の日輪はゆたかにかがやき
五月の雨はみどりに降りそそいで
野にまんまんたる気魄はこもる

肉体のやうな土壌は
あたたかに、ふくよかに
まろく、うづたかく、ひろびろと
無限の重量を泡だたせて
盛り上り、もり上り
遠く地平に波をうねらす

(中略)


其処此処に萌え出る無数の微物は
青空を見はる嬰児の眼をしている
ああ、そして
一面に沸き立つ生物の匂よ
入り乱れて響く呼吸の音よ
無邪気な生育の争闘よ

わが足に通って来る土壌の熱に
我は烈しく人間の力を思ふ


(「高村光太郎詩集 伊藤信吉編より」)


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空を一心に見つめる、つむぎの眼が、
きっとこの詩を私に思い出させた。


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